野口聡一さんは、3度の宇宙飛行を経験し、26年間務めたJAXA(宇宙航空研究開発機構)を、2022年6月1日で退職されました。
その後は、東大特任教授や自ら設立した会社の代表として、新たな活躍の場を広げています。
そんな野口聡一さんの凄いところについてまとめてみました。
野口聡一のプロフィール
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過去の職業 | 石川島播磨重工業(現:IHI)において航空技術者として超音速旅客機のエンジン開発に従事 |
1996年 | 572人の受験者の中からJAXAの宇宙飛行士候補者に選定される |
2005年 | 7月26日に打ち上げられたスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗 |
2008年 | 国際宇宙ステーション長期滞在クルーに任命される |
宇宙ステーションのような大きなプロジェクトの中で自分がどこまでできるのか試したいという気持ちがまず大きくありました。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=komI9Oqxx08
今の宇宙の美しさや地球の美しさを伝えていきたい。
それを叶えるために宇宙へ行くことができればいいなと考えたのが大きな志望動機です。
平成8年5月29日の宇宙飛行士候補者記者会見で、野口聡一さんは志望動機を語っています。
野口聡一の凄さが分かるエピソード!
宇宙空間からSNSでリアルタイム発信を行う
旧Twitterを通じた即時的な情報発信や現地撮影による画像・動画の投稿を行い、地上の人々と日常的に交流を行った。
宇宙探検家協会会長への就任
2014年9月、野口聡一さんは宇宙飛行士はアジアでは初めてとなる宇宙探検家協会(ASE)の会長に選ばれ、2016年10月での期間在任していました。
2つのギネス記録
・15年のブランクを経て再度の宇宙船外活動
・3つの異なる手段(滑走着陸、パラシュート、着水で地球に帰還
滞在時間最長の記録保持者
通算宇宙ステーション滞在時間は、335日17時間56分で、日本人宇宙飛行士の中で最長記録です。
野口聡一は燃え尽き症候群に悩まされていた!
宇宙へ行って地球へ帰還する旅に毎回「燃え尽き症候群」のような状態になっていたそうです。
野口聡一さんは、それ自体は悪いことではないと語っています。
自身の燃料を全て使い切るという意味でありがたいことなんだそうです。
その次の段階に待ち構えている、「自分の持っている能力を全部使った後、次はどうするか」という部分で苦労するんだそうです。
次にするものは、成し遂げたものより少しレベルの高い物を設定してその設定を達成するためにまた前に進む・・・。
プレッシャーも感じていたかもしれませんね。
何かが終わりを迎えたときから新たな目標をたてていくという悩みや重圧は、宇宙飛行士に限らず誰にでも存在する普遍的な悩みとも言えますね。
まとめ
野口聡一さんの凄さについてまとめてきました。
宇宙飛行士を引退されましたが、新たな活動を行い前に進んでいく姿を見習いたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。